Date: Sunday, 09 July 2017
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Dear Sir or Madam, *English below* ポーランド・クラクフで開かれているユネスコの世界遺産委員会において、7月7日、ASMARA: AFRICA’S MODERNIST CITY がユネスコ世界遺産リストに登録されることが正式に決定されました。添付のプレスリリース（英語）をご覧ください。 19世紀末よりイタリア植民地となったエリトリアでは、この地を橋頭堡にアフリカ大陸進出を目論むムッソリーニの野望のもと、"リトル・ローマ"建設を目指して、大規模な都市開発がアスマラで行われました。そのため、アール・デコや未来派、合理主義や歴史主義といったさまざまなスタイルのイタリア建築が競うように市内に建てられ、アスマラの街の個性的な景観が形作られました。 参考資料『アスマラ アフリカのモダニズム都市』（Japanese） https://drive.google.com/file/d/0B9FOWCQtnQi-N255azV6aTBrdjA/view?usp=sharing こうした植民地時代の建築物は、旧世代の忌まわしき遺物として見捨てられることもありますが、アスマラでは人々に愛され続け、長く厳しい独立闘争の時代をも超えて保全されて来ました。その心意気はある市民の言葉に現れています。「イタリア植民地支配を美化することはできない。だが建築家こそイタリア人であれ、汗を流したのは私たちエリトリア人で、そこにはエリトリア産の一流の建材が使われている。そして何より、美しい。だから私たちはアスマラのイタリア建築を誇りにし、愛してやまない」 駐日エリトリア大使館では、こうしたアスマラのモダニズム建築群を日本の皆さまに広く知っていただくために、５〜６月には東京都港区にて、また６月からは神奈川県内各所においてアスマラ世界遺産特別展示を行って来ました。今後も、7月18日より大磯町、24日より箱根町にて特別展示を予定しております。近くお知らせを配信いたしますので、お近くの方はぜひ足をお運びください。 7 July 2017, at the 41st Session of the World Heritage Committee (currently taking place in Krakow, Poland from 7-12 July 2017) Asmara: A Modernist City of Africa has been inscribed on the UNESCO World Heritage List. Please kindly find the Press Release attached herein with. Also please see the link below for further information. ASMARA: AFRICA’S MODERNIST CITY (English) http://www.eritreaembassy-japan.org/data/Asmara_Africa's_Modernist_City.pdf Best regards, |
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